月の後ろは怖くない
子供のころから、私の中にいる兎人間たちです
名を変え、世界を変え、彼らは何度でもやってくるんだ
「たすけてうさぎにんげん!」って呼びさえすれば
はいこんにちはー!お久しぶりな感じですねー
正月は実家に1日だけ帰って、
親と小さな望遠鏡で久しぶりに月を見ました
そして、子供のころはあれほど怖くてたまらなかった、
月と月の周りの真っ黒な空間を
もうそれほど怖いと思わなくなってることに気づきました、
豊かだったはずの感受性を、
この社会で余計なことを考えずに生きやすく生きるために
私の心は捨ててしまったのだなぁとちょっと思いました
数年前までは、ガラスのコップがキラキラ光るのに気を取られて
情報が整理できなくて仕事中にフリーズしちゃったり
そういうことがよくあったけれど、
だんだんそういうこともなくなってきました、
それは生きやすく生きるためには、とてもいいことなんだけど
できれば私は、
そういう淘汰をせずに、
ずっとたくさんのキラキラと月の後ろを抱えたまま
小さな部屋に引き籠って生きていたかった、
そういうふうに生きていたかった、って
思いました
自分に社会人なんてとうてい務まる気がしなかったけど、
大切だった、世界を受け入れる小さな言葉にならない感覚を捨ててしまうことで
なんとか、人並みとはいかなくても
社会人として生きていけていることが、
とてもとてもとても、
苦しいです
月の後ろが怖くなかった、怖いと思えなくなってた、
ただそれだけのことが、どうしようもなく悲しくて悲しくて
わーっと暴れたいのです、
でも狭いアパート、まわりの迷惑を考えて
そういう感情さえも抑え込むことができる人間になってしまいつつあることが
また、とてもとても悲しいのです
今はまだ、思い出して苦しむことができる
でもそのうち、忘れちゃうんだろうか何もかも
それともまだ不器用なだけで、
そのうちそういう感覚をまた引き寄せて、抱えることができるだろうか
大人としての責務を果たしながら…
と、ちょっとうにゃうにゃモゾモゾする日曜の夜でした(*´ェ`*)
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